モバイルバッテリーが静電気によって壊れました【予防と対策】
スマホの普及から需要が上昇し続けているモバイルバッテリー。
スマホヘビーユーザーのみならず、災害時の備えとして一つ用意しておくと便利です。
モバイルバッテリーはスマホ以外の用途も増えてきていて、私も暖房用途のために複数所持しているのですが…
先日購入からたった2週間で壊れてしまいました。
理由は『静電気』です。
モバイルバッテリーは静電気で簡単に壊れてしまう、ようです。
静電気でモバイルバッテリーが壊れる仕組み
買って2週間のモバイルバッテリーがお亡くなりになりました。
— 浅葱@サイドFIRE×ライフソリスト🏠 (@asagimattari) November 23, 2019
「おっランプ全部ついてる、充電完了だな外そう」
↓
バチッ(静電気)
↓
「あれ?ランプ消えた?」
調べたら、静電気って人体に発生するものでも4万Vくらいまであるらしいです。
そして電圧保護も1万Vを超えるとダメみたい。
とまあこんな感じに、モバイルバッテリーが急にお亡くなりに。
充電完了したバッテリーに触れたとたんに「バチッ」という音がして、ランプが一斉に消灯しました。
そしてそれっきりご臨終。
状況が状況だけに犯人は静電気しかいません。
安物のバッテリーだから・・・とか言い訳しようともしましたが、どうやら調べてみると静電気は予想以上に電圧の大きいものだとわかりました。
静電気の電圧は1万ボルトを超える!
Q 静電気による影響はある?
A 静電気は放電時に1万ボルト以上の高電圧が発生します。
モバイルバッテリーに使われている保護ICは1万ボルトの静電気を受けると破壊されてしまいます。充電を行う際は、静電気が発生しないように、静電気を金属等で飛ばす等対策を行ってください。引用元:株式会社磁気研究所
静電気は数千から数万ボルトの電圧があるようです。
ビックリですよね。
じゃあなんで人間が「イタイ」程度で済むのかというと、電流量が極小だから。
でも電子機器にはしっかりと悪影響を与えてくれます。ナントカセネバ。
静電気を防止する方法は?
・・・全部冬に定番のヤツじゃないか
つまり、部屋を暖かくして、湿度を上げれば静電気被害の可能性は減るわけですね。
完全ではないですが、こういった環境への対処法もありかも。
セーターやフリースを着なければさらに良いかも!
そこまで我慢しなくても…
とはいえ、やはりしっかり対処したいなら、静電気をきちんと放電して被害を与えない方法をとりたいですね。
静電気を工夫して放電する-静電気防止グッズ
あらかじめ壁や床に触れる、それだけで体内の静電気が放電されバチッという痛みを防ぐことができます。
またドアノブなど高確率でバチッとくる場所ってありますよね?
そこに触れる際には金属のもの(鍵など)で触れるとバチッとはきますが痛くはありません。
こうした工夫で静電気を逃がせば、被害はぐっと少なくなります。
しかしついうっかり忘れたり、めんどくさくなったりしてしまいがち。
なので静電気防止グッズを上手に使って、効果的に静電気を逃がしてしまいましょう。
静電気防止グッズで対処する
キーホルダータイプ
キーホルダータイプは触れることにより静電気を逃がすグッズ。
毎回触れる必要はありますがその分効果は一番大きいです。
放電する時光ってわかるものも多く、効果が実感できるのもメリットです。
シューズタイプ
静電気を常に地面に逃がすので帯電することを防ぎます。
履くだけで効果があるのでめんどくささが無いのが最大のメリット。
自宅や職場内など、屋内で使うならとてもおススメです。
静電気グッズで一番のおススメ!
効果も大きく、精密機器などを扱う職業の方が愛用するほどです。
静電気グッズとしては値が張りますが、意識せずに静電気の痛みからサヨナラできるのは他にはありません。
室内で使えるサンダルタイプやクロックスタイプ、普段の靴に使えるインソールタイプのものもあるので用途に合わせてどこでも使用できると思います。
意識せずに効果があるので一番役に立つグッズです。
スプレータイプ
静電気防止スプレーは界面活性剤の働きで衣類の摩擦を抑え静電気の発生を防ぎ、また放電させる効果もあります。
効果は大きくはありませんが、使いどころを選ばないのがメリット。
外出先でも使いやすいほか、イオンの働きでほこりを寄せ付けない効果もあります。
実は界面活性剤が入っていれば静電気防止の効果があるので、柔軟剤を水で薄めるだけで手作りすることも可能です。
好きな香りの柔軟剤でスプレーを作ってみると楽しいですよ。
ブレスレッドタイプ
ブレスレッドタイプは帯電した静電気を空気中に放電します。
残念ながら性能としては低く、お守り替わりのようなものです。
ただ身につけるだけで良くファッション感覚で使えるのでお手軽です。
モバイルバッテリーの重要性と静電気
北海道住まいの浅葱は2018年の北海道胆振東部地震での大規模停電の経験から、モバイルバッテリーの重要性を感じています。
あの時は信号機も全エリアで動いていなかったため、食料調達の外出さえ怖くてできませんでした。
スマホは今やライフラインの一つ。情報収集が無ければ救助や支援状況も把握できません。
それを補うモバイルバッテリー、静電気で最悪壊れることを今回知りましたので、これからは静電気対策を心がけて大切に扱っていきたいですね。