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浅葱(あさぎ)
ライフソリスト
シンプルで快適なシングルライフを目指して。
おうち大好き北海道在住のインドア人間。
快適な生活に便利なアイテムの紹介や、自由な暮らしのアイデア、生活お役立ち情報などを発信しています。

足・靴のニオイには重曹よりミョウバン!安全な粉消臭剤の作り方【自作グランズレメディ】

足・靴のニオイには重曹よりミョウバン 自作グランズレメディ

本サイトにはプロモーションが含まれています

ちびあさぎ

足のニオイには重曹が効くってホントですか?

浅葱

間違いではありませんが、ニオイそのものにしか効果がありません。

足のニオイには重曹が効く!という情報をよく聞きます。

私もナチュラルクリーニングをするので「重曹は万能」というイメージを持っていました。

しかし靴の消臭に関しては、重曹を万能とあがめるのは間違い

結論から言えば、

  • 重曹は即効性があるがニオイを元から断つことはできない
  • もとから消臭してニオイ0にできるのはミョウバン!

というわけです。

効果が高くコスパも良い靴消臭剤の作り方を紹介します。

この記事でわかること
  • 重曹とミョウバン、足のニオイに効くのはどっち?
  • ミョウバンを使ったスゴイ消臭剤『グランズレメディ』の紹介
  • コスパ最高の消臭剤を自作!(自作グランズレメディ)
目次

靴消臭には重曹よりミョウバン!2つの違いは?

  • 重曹:足のニオイを中和して消す・即効性
  • ミョウバン:ニオイ原因菌を殺菌して元から断つ・持続性

重曹は即効性で靴のニオイそのものに効果があります。

すぐに効果があるのですが、一時しのぎの消臭効果です。

一方ミョウバンは即効性はありませんが、ニオイの元となる雑菌を分解し、ニオイの無い靴にしてくれます。

どちらも食品にも使われるものなので、安全面でも信頼がおけます。

重曹の消臭メカニズム

足のニオイに代表されるのが、イソ吉草酸という脂肪酸です。

重曹は弱アルカリ性のため、酸性のイソ吉草酸を中和して消臭する作用があります。

浅葱

重曹は弱アルカリ性。ここが一つのポイント。

足のニオイには効果抜群というわけです。

じゃあ何がダメなのかというと・・・

ニオイの元には効果がない

ニオイの原因は、足にいる細菌。

その細菌が足の角質などを栄養にして、においを発しています。

つまり、元からニオイを断つには細菌を除去すること。

でも重曹には原因菌を殺菌する効果はありません

効果は早いもののあくまで一時しのぎです。

最悪ニオイが悪化します

ニオイの予防として重曹で足を洗う「重曹足湯」なんてのもあります。

ニオイの消臭には効果あり。

しかしニオイの原因菌はアルカリ性が好み。そして重曹はアルカリ性。

人間の肌は弱酸性ですが、重曹を使い続けることにより、細菌の住みやすい肌環境になってしまいます。

結果としてニオイが増えたということになってしまいかねません。

ミョウバンの消臭メカニズム

重曹はニオイそのものに効果がありますが、ミョウバンはニオイの元を取り除いてシャットアウト!

ミョウバンは重曹と違い、水に溶かすと弱酸性です。

浅葱

この弱酸性がニオイの原因に効果てきめん!

殺菌作用

ニオイを生み出す細菌。その細菌は酸性の環境に弱く、弱酸性のミョウバンは細菌の繁殖を抑える効果があります

これが足のニオイに対する大きなミョウバンの効果です。

ニオイそのものにもちょっと効果あり

足のニオイに代表されるイソ吉草酸には残念ながら効果はありません。

つまりミョウバンを使用してもすぐにはニオイが無くなってくれません。

しかし汗のニオイの成分であるアンモニア、こちらには酸性のミョウバンが中和するため効果があります。

ワキガをはじめとした体臭対策によく使われるのも納得です。

制汗作用もある

ミョウバンには制汗作用(汗をかきにくくする効果)もあります。

細菌は汗に含まれる成分を分解することでニオイを発するので、汗そのものを抑えてしまえばニオイも減りますね。

重曹とミョウバン両方使うのはアリ?

酸性とアルカリ性。混ぜて使うと効果を打ち消しあうので、同時使用はできません。

両方の良いとこどりで併用するのはアリ。

重曹足湯で足を洗った後にミョウバンスプレーで肌を弱酸性に、なんて使い方はOKです。

ミョウバンを含んだ靴消臭剤『グランズレメディ』がスゴイ!

足のニオイを元から断つ、ミョウバン。

そんなミョウバンを含んだ絶大な効果のある消臭剤があります。

グランズレメディとは

グランズレメディという商品を知っていますか?

靴のニオイを元から絶つ効果絶大な消臭剤です。

一般店舗ではあまり売られていませんが、Amazonなどのネット通販で取り扱いがあります。

粉末タイプの消臭剤で、靴の中に振りかけるだけ。

即効性は薄いですが、1週間使い続けるとニオイがしなくなると話題の商品です。

評判・口コミ

浅葱

私も数年前から愛用しています。いやほんとすごいんです!

グランズレメディの使い方とレビュー

  • パウダーを靴の中に入れる
  • 靴全体に行きわたらせる
  • そのまま履く
  • 7日間続ける
グランズレメディの使用手順
  • step1
    パウダーを靴の中に入れる

    付属のスプーン1杯分(0.5g)で1回分です

  • step2
    靴全体に行き渡らせる

    つま先までまんべんなく

  • step3
    そのまま履く

    粉まみれにならない?と思いますが、そのまま履くのが正しい方法

  • step4
    7日間続ける

    1日1回、1週間続けるとニオイが消える!

STEP

パウダーを靴に入れる

付属のスプーンで靴に入れます。

グランズレメディを振りまく

スプーン1杯でいいのですが、最初は多めに入れてもいいと思います。

付属のスプーン軽く1杯の0.5gが1回分。

容量50gなので、約100回使えることになりますね。

なんてコスパが良い!

STEP

靴全体に行きわたらせる

つま先までまんべんなく粉まみれにします。

つま先が一番ニオイ発生源になるのでしっかりと。

サンダルにグランズレメディを付ける
サンダルなどに使う場合はパフや手で内側に擦り付けるように使います
STEP

そのまま履く

粉まみれのまま履きます。

最初はちょっと抵抗があるかもしれませんが、パウダーは足の水分で消えていきます。

粉が肌についても大丈夫。

後述しますが、成分はベビーパウダーとほぼ同等の安全性です。

それゆえ靴ではなく靴下の中に入れる人もいるとかいないとか…

7日間続けた効果は・・・

そして一週間続けた効果は・・・ばっちりです!

浅葱

無臭だ…!!

というか7日を待たずして効果が表れていました。凄すぎ!

グランズレメディは即効性ではなく、細菌を元から断つ消臭剤。

なので効果が実感できるには時間がかかります。

その分持続性に優れているので、7日続けた後効果が実感できたなら、その後は大幅に使用回数を減らしてもOK。

最長6か月そのままでも効果が残り続けます。

とはいえ実際使ってみると、初日から効果を実感できるレベルでニオイが抑えられていましたよ。

まぁ6か月も持続するかというと、さすがにそこまでではなかったです。

それでも、ひと月に2~3回の使用でOKでした。

いろいろな靴に使ったんですけどね、全然減りません!なんてコスパの良さ!

携帯ケースに入れて職場でも使ってみた

あまりに減らないので、職場にも持っていきました。

ちなみにこんなケースに入れています。

スパイスのケースです。

振りかけるだけで使えます

だってスプーンで入れると面倒じゃん!

うっかり落としてぶちまけたら最悪じゃん!

それになんか同僚とかに見つかったらイヤじゃん!

なので、誰も見てないときにサッと使えるようにしてあります。

グランズレメディをスパイスケースに詰め替え

追記:振りかけるだけのキャップ式が発売されました

これで盛大にこぼして大惨事になったり、わざわざ詰め替えたりすること無し!

振りかけるだけで使えるし、従来品と比べて価格差もほぼないので、これから購入するならこちらの方がいいかも。

しかも日本製になっています。

製品名が違いますが間違いなくグランズレメディです

グランズレメディの売っている店舗は?

グランズレメディはどこで買えますか?

Amazonや楽天などの通販サイトが一番おすすめ。

店舗での扱いは少なく、探すのは大変です。
東急ハンズ・ロフト・ドン・キホーテなどに取り扱いがあるといった口コミもありますが、販売価格が高いこともあるようです。

グランズレメディ購入時の注意点はありますか?

正規保証書シールが貼っているものを購入しましょう。

人気商品の為、ニセモノが出回っています。
正規保証書シールが貼付されているかチェックして購入しましょう。

ニセモノに注意

あまりに人気商品の宿命か、偽物が出回っているようです。

そのため総輸入発売元の㈱シャッフルが対策をし、正規販売品には正規保証書シールが貼られています。

日本での正規販売のほか、安い並行輸入品を取り扱う店もあります(半額ほどで売られています)。

並行輸入品=ニセモノではありませんが(当時の私もこちらで買いましたが問題はなかったです)、悪徳業者が取り扱う可能性が高くなるため避けましょう。

正規保証シールが貼られていないからといって必ずしも偽物とは限りませんが、被害に遭う可能性は高まります。

ニセモノは何が使われているかわからない粗悪品ですので、体への被害があるかもしれません。

もしおかしいものが届いたら使わないほうが賢明です。

浅葱

正規品でもかなりコスパのいい商品なので、ちょっとくらい安いからといって怪しいものに飛びつかないようにしましょう。

グランズレメディを自作!?主成分を分析してみた

さてそんなすごい効果のグランズレメディ。

どんな成分でできているかというと・・・「成分:天然成分等」としかパッケージには書かれていません。

しかし公式サイトには表記がありました。

グランズレメディの主成分は?

Q:グランズレメディの主成分は?

A:ニュージーランドに古くから伝わる安全な天然の鉱物粉末(ミョウバン、タルク、酸化亜鉛)等です。

公式サイトより引用

タルク:滑石と呼ばれる鉱物。工業使用や食品添加物など幅広く利用され、錠剤の賦形剤や化粧品に使われています。

酸化亜鉛:収れん作用や殺菌効果を持ち、日焼け止めなどに使われている粉末です。

知らないとタルクって何?酸化亜鉛ってなんか危険そう・・・なんて思うかもしれませんが、なんのことはありません。

赤ちゃんにも使う“ベビーパウダー”、この主成分がタルク+酸化亜鉛なんです。

ベビーパウダーの成分
ベビーパウダーの成分

ミョウバンはもとより、タルク粉末も酸化亜鉛すらもAmazonで売ってます。

ちびあさぎ

あれ、コレ自分で作れるんじゃ…?

自作出来たらコストパフォーマンスの高い消臭剤がさらにコスパよくなりますね。

しかも成分も安全。ミョウバンとタルクにいたっては食品にも利用されるものです。

と思って調べたら、すでに先達がたくさんいらっしゃいました!

ここは追随して作りたいと思います。

自作グランズレメディの作り方

要はミョウバン+タルク+酸化亜鉛を混ぜればOK。

どれもAmazonでカンタンに手に入ります。

実店舗だとミョウバン以外はちょっと探すのは難しそうですが。

ちょうど家にベビーパウダーがあるので、ミョウバン+ベビーパウダーで作ってみようと思います。

浅葱

二つの粉末を混ぜるだけ!

ミョウバンとベビーパウダーを混ぜ、ケースに入れます。

グランズレメディ自作

これだけ!

完成!作業時間5分!

ミョウバン保管
※ミョウバンが大量に余りました。500gは多かったかな・・・?

比率

混合比率ですが、自分でやった感じではミョウバン6:ベビーパウダー1くらいの割合が良いかなという感じでした。

結局ミョウバンが消臭の主成分なので、こちらをメインに。

ベビーパウダーは粉全体をサラサラにしてくれます。反面多すぎると粉がいつまでも残ってしまいます。

ミョウバンが多いとサラサラ感は薄れるのですが、そもそもニオイ対策しなけりゃいけない足なんて蒸れてしょうがないもの!

多少べとつく可能性もあるのですが、些細なこと!

浅葱

比率は完全に好みの問題なので、自由で構わないと思います

あくまで消臭効果はミョウバンにあるので、ベビーパウダーは必ずしも混ぜなくていいかもしれません。

混ぜるのめんどくさい場合は、ミョウバン100%でも消臭効果は期待できるでしょうね。

レビュー

振りかけてみました。

自作グランズレメディ使用レビュー

本家と変わらない使用感です。

そして効果も・・・ばっちり!

今回使用したベビーパウダーは香料が入っていますが、むしろこれくらいのほのかな香りくらいが自分にはちょうどいいですね。

本家グランズレメディにも香りのバリエーションがあります。

もちろん無香料のベビーパウダーを使ってもヨシ!です。

かかった費用は?

今回かかった費用は、

ミョウバンは500gで570円。

ベビーパウダーは150gで300円。

※どちらも購入した当時の価格です。

これでグランズレメディと同じ50gを作る場合、4:1で作るなら価格はたったの66円!

これで心置きなく使えそうです。

浅葱

とはいえ本家グランズレメディも相当コストパフォーマンスの良い商品なんですけどね

ちなみにベビーパウダーでなくその原料の「タルク」と「酸化亜鉛」を使うとさらに安く作れます。

つまり、「ミョウバン+タルク+酸化亜鉛」で自作グランズレメディとなります。

酸化亜鉛はベビーパウダーに含まれる比率も多くないので、無くても構わない、あるいは少量でOK。

とはいえ本家グランズレメディにも含有されていますし、収れん作用があるため発汗を抑えたり防腐効果が期待できます。

これで靴のニオイから永遠に解放されますね!

余談ですが、Amazonでタルクと一緒に購入されている商品です。

自作グランズレメディ材料セット

どうやらみんなやっているようです(笑)

合計2,000円くらいで数年分の自作グランズレメディができそうですね。

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