ローテーブルって動かすとき面倒じゃないですか?
掃除機かける時とか。
引きずるのもカーペットがよれるし、持ち上げるのも重い。
わたくし浅葱はある出来事があって腰を悪くしているので重いモノを動かしたくはないのです。
しかしワンルームに布団派なのでテーブルをズラさないと寝れない!
なので毎日テーブルをズラしていると、グキィ!
イタイ・・・~(>_<。)ゝ
ぎっくり腰が発動しました・・・(1年ぶり5回目)
中腰のまま動けずに、しかし頭の中はフル回転です。

このまま毎日テーブルを動かしていたら何度も腰を痛めてしまう!
しかしベッドを置くと部屋のスペース的に狭くなる。
何とか簡単に動かす方法はないものか…
・・・そんなこんなでキャスター付きのテーブルを調達することにしました。
メタルラック(スチールラック)でお手軽テーブルDIY
いろいろ考えた挙句メタルラックでテーブルを作ることにしました。
そもそもキャスター付きのテーブルって値が張るんですよね。
キャスター付きで絞るとデザインも限られるし。
それと車もなく、近くにホームセンター等もないので、送料無料で配送してくれる点も重要でした。
メタルラックはいろんな通販サイトや専門店で送料無料で運んでくれます。
メタルラックでテーブルを作るメリット
メタルラックに決めた理由はこんなにたくさんあります。
木材でDIYして、完成品がしっくりこなかったらどうしようもないじゃないですか。
既製品を買っても同じです。
一方メタルラックはつぶしがきくというか、他のに流用できます。
また「高さ調節の自由」は大きいポイント。
腰痛の改善が一番の点なので、人それぞれの高さにあったものを作れるのは重要です。
男性と女性でも体格が違ってきますし、一人暮らしならなおのこと自分にフィットしたものを選びたいですね!
購入が楽なのも利点。
Amazonなど通販が当たり前になった現在でもDIY木材などは送料負担が大きく、車でホームセンターに行ける環境にないと大きすぎる出費になります。
メタルラックはさまざまな通販サイトで扱っているほか、公式サイトでの発送も可能です。

メタルラックで作るデメリット
メタルラックも万能ではありません。
- 値段が高い
- ダサい
値段が高いのは飲み込みましょう。
だって木材で自作しても高いし既製品を買っても高いんだもの。
メタルラックのほうが安いくらいです。
だが、「ダサい」!
お前は何とかしなくてはならん!

丈夫で機能的なのに、他のインテリアとマッチしないので使われることが少ないですね…
メタルラックがあんなに機能性があるのに家具として人気がないのは、金属むき出し感がインテリアと合わないことが多いためです。
ただ一方で、金属製脚のテーブルは人気があります。
木天板と黒いアイアン脚は定番の組み合わせですね。
ならメタルラックもおしゃれにならないわけがない!
ですので、ここはひとつメタルラックを「塗装」します。
サイズ選定と注文
天板選び
まずは何といっても「天板」。これを最初に選びます。
メタルラックは多くのメーカーでポールサイズ25mmと19mmの二種類がありますが、使いたいパーツがどちらか専用しかないことがあります。
例えばテーブルに最適な天板は25mmサイズのほうにしか無かったり。
ですのでまずお気に入りの天板の決めてからサイズを後から選びます。
(なおテーブル作成で使用するなら強度的には25mmでも19mmでも問題ありません。)
テーブル天板には木製のフラットな棚板がピッタリですね。
通常の金網棚だとモノを置いたときに不安定になるので天板としては使用できません。
シェルフ用シートやカバーを用いてフラットにすることもできますが、最初から木製棚板を用意するほうが見た目が良いです。
コスト的にもちょっとしか変わりません。
ただすでに家にあるラックをテーブルに作り替えたい場合などは考えてみてもいいかも?
ポールとキャスター選び
そして選ぶ際の一番の重要ポイントは「高さ」。
現在使っているテーブルの高さを測ってみて、適正な長さのポールを注文します。
もちろんキャスターの分高さが変わることを忘れずに。
金属部分の塗装
さあ今回のメイン作業の「塗装」です!
- ハケ
- ペンキ
- プライマー(塗料密着剤)
塗装の種類と必要なもの
塗装には「ペンキ塗装」と「スプレー塗装」があります。
今回は屋外で作業できる場所がないため、ペンキ塗装にすることにしました。
水性ペンキと油性ペンキ
ペンキには大きく分けて「水性ペンキ」と「油性ペンキ」があります。
どちらを使うかというと、個人のDIYで用いる場合には水性ペンキ一択です!
- 延ばすには水を加えるだけ
- 乾いたら水に溶けない
- どこにでも売ってる
- 延ばすには専用溶剤が必要
- 乾いたら水に溶けない
- コストがかかる
水彩絵の具のように乾いてからも水に濡らすと溶けるなんてことは無いんです。
乾いてしまえば水場での使用も可能です。
比較すると、油性ペンキにいいところがありませんね。
基本油性のほうがはがれにくく丈夫なんですが、個人のDIYの範疇では水性でいいと思います。
それに安いですし。100円ショップでも売ってますね。
プライマーは(普通は)必要
プライマーとは塗装剥がれを無くす密着剤です。
金属にペンキを塗ろうとしてもはじかれてしまいます。
それを防止するため塗装前にプライマーを塗っておきましょう。
ただ・・・浅葱はうっかりしてこの工程をすっ飛ばしてしまいました。
厚塗りをしてごまかしましたが果たして・・・?(以下に続く)
塗装してみた(レビュー)
カラーリング
テーブルは部屋の中心にあることが多いため、インテリアとしてカラーリングは重要です。
僕はグリーン系のカラーが好きなので、木製天板に合うグリーン系として今回はアーミーグリーンのペイントをしました。

落ち着いた緑と茶色の組み合わせは「アースカラー」と言われ、インテリアでも定番の組み合わせです。
水性ペンキは絵の具のように混ぜて簡単に色をアレンジできます。
自分の欲しい色が無くても作ることが可能。
今回もアーミーグリーンは緑+茶色+黒のペンキを混ぜ合わせて作りました。
塗ってみた結果
塗ってみたところ、予想通りペンキがはじかれてしまいました…
古いラックならともかく買ったばかりのものはうまく塗れません。
しかし水少なめの厚塗り&重ね塗りでなんとか塗りました。
メタルラックは細かい溝があるのでただでさえ塗り残しがありがちですが、さらにはじかれて塗れていない部分もあるかもしれません。
組み立てて完成
組み立てはメタルラックなので簡単です。
女性でも数分でできるので何も問題ないでしょう。
そしてこちらが完成品!
あれ?
あれ??
あれ、ハイテーブルに?
・・・説明させていただきますm(__)m
もともと腰が悪くてキャスターを付けようとはじめたこのDIY、どうせなら床生活をやめて椅子の生活のほうが腰にいいよな、と途中で思い直しまして・・・。
追加で長いポールと、補強用のサイドバーを新たに注文しました。
ポールが長い場合、普通は棚板が2枚以上ないとポールがぐらついて安定しません。
かといって2枚目の棚板を入れると足が入らなくてテーブルとして使いづらいですからね。
ですので正面以外の3方面をサイドバーで補強しています。
キャスターの転がりはスムーズ。
塗装も近くで見なければ問題無いくらいにはなりました。写真だと塗り残し部分なんてわからないでしょ?
そしてカスタマイズ。まずはリモコン置き場。
そしてティッシュとゴミ箱
メタルラックは拡張性が素晴らしいですね。ダサささえ克服できれば最強です。
高さをPCデスクとそろえたため、サイドデスクとしても使えます。
使いやすく人気のあるL字型のPCデスクのように配置できます。
必要ない場合はすぐ動かせますし、とても便利です!
今回使った材料と金額
- 木製棚板 ¥3,000
- ポール4本 ¥1,500
- キャスター4個 ¥700
- 補強サイドバー(短2長1) ¥1,700
- 水性ペンキ ¥300
- ハケ ¥100
合計7,300円でした。
可もなく不可もなくといった金額ですが、キャスター付きのテーブルってあまり売られていないため自分の好みに合うものとなると安く買えないんですよ。
なのでこの金額で満足のいくものが作れたのは良かったかなと。
(まぁホントは最初に作ったローテーブル用ポールの分1,000円余計にかかってるんですが、既製品を買ってから買いなおすとこんな出費じゃすまないですからね。簡単に作り直せるメタルラック万歳!)
拡張性も高いし、もしボロボロになっても天板だけ買いなおしたりできるし。
本当に気に入らなくなったら棚に作り替えたりもできるし。
いいところしかありませんね!
皆さんもキャスター付きのテーブルが欲しいなら、メタルラックで簡単DIYがおススメですよ。
メタルラックは当然ホームセンターなどで販売されていますが、車が無いと購入しにくいものです。
ネット通販だとオンラインショップ「アイリスプラザ」で買えるほか、Amazonなどの通販サイトでも取り扱いがあります。
アイリスプラザは5,000円以上から送料無料で、Amazonと変わらない価格で購入できます。
無償でメーカー保証にプラスして1年間の延長保証がつく「あんしん延長保証」もあるので、アイリスプラザからだとちょっとお得。

また新規会員登録するとすぐ使える300円クーポンがもらえます。
つまり300円OFFで買えるってことですね。
一方でAmazonならドウシシャの「ルミナス」シリーズなど他社製品との比較もできる点がメリットです。
