4人分の食器が洗えるタンク式食器洗い機登場!フライパンもOK!【パナソニックNP-TSP1】

食洗機はひとり暮らしでも使っている人が増えました。
でもいわゆる“ひとり暮らし用”の食洗機って明らかに小さくて、何も入らなそう……

せっかく買うんだから大きい食器も入る食洗機が欲しい。
でもキッチン広くないし……



スリムで大容量の食洗機あります!
食洗機大手のパナソニックからスリムなのに4人分の食器が洗える「NP-TSP1」が発売されます。
まな板やフライパンまで入る!
この卓上食洗機を紹介します。
- キッチンのスペースをとらずに大きめの食洗機を置きたい
- 一人暮らしや賃貸でも大きめの食洗機が欲しい
- 工事不要の食洗機がいい
4人家族で使えるスリムタンク式食洗機「NP-TSP1」特徴
「NP-TSP1」とは、パナソニックのタンク式卓上食器洗い乾燥機です。


- メーカー:Panasonic
- 価格:オープンプライス(店頭価格83,000円前後)
- サイズ:550㎜(幅)×341㎜(奥)×600㎜(高)
- 消費電力:1165W/1185W(50/60Hz)
- 重量:19㎏
- 使用水量:9ℓ
- 給水方式:タンク式/分岐水栓切替可
家庭用の卓上食洗機で大きなシェアを誇るパナソニックから初のタンク式の食器洗い乾燥機です。
タンク式とは、貯水タンクを内蔵した食器洗い機の総称です。
タンクに水を注いで使うので、水栓工事が必要なく、置くだけで使用可能。
水道から離れた場所でも設置できるなどのメリットがあります。
従来のタンク式と比較して、
- 省スペース(奥行きが短く狭いところでも設置しやすい)
- 大容量(4人分の食器を洗えてフライパンやまな板も入る)
という特徴があります。
スリムなサイズで設置スペースに困らない
食器洗い機が欲しい人が購入を見送る理由の第一位が、「設置スペースがない」です。
日本のキッチンは狭いので、食洗機を置くと作業スペースが無くなってしまうことが多いのです。
そのため今までは広いキッチンのある家庭にしか普及しませんでした。
しかしNP-TSP1は奥行きがたったの31.4㎝。
シンクのサイドに置いたりもできるので、作業スペースを圧迫することがありません。
今まで購入に踏み切れなかった人も購入可能になります。
タンク式の食洗機は貯水タンクが背面についていることが多いため、奥行きは40㎝以上になることがほとんど。
しかしこのNP-TSP1は底面にタンクが付いているため、奥行きのスリム化に成功しています。
底面タンクは給水口が前面についているため水が入れやすいのもメリットです。
もちろんタンク式なので、水道から少し離れたところに設置することも可能。
排水をバケツなどで受け止めれば、キッチンワゴンやラックに置いたりなど、シンクと真逆のところに置くことも可能です。
(排水は9リットルなので、大きめのバケツが必要です)
開閉時もぶつからない工夫がされています


また扉もリフトアップ式で蛇口などに当たりにくい仕組みに工夫されていて、置き場所がさらに広がります。
従来式だと下開きの製品が多く、ドアの開閉時にぶつかって邪魔になるケースもありました。
あけっぱなしでも邪魔にならないので、洗浄後の乾燥前に運転停止して扉を開けておくことで自然乾燥を促し、電気代を節約する使い方もできます。
食洗機の消費電力の多くは乾燥機能で使われるため、電気代を大きく節約することが期待できます。
常にドアを開けておき、使った食器をその都度入れていく方法もとれます。
食器が溜まるまでシンクに置いておくと見栄えが悪いので、洗い物ができるたびに食洗機に放り込めばいつでもキッチンをきれいに維持できます。
4人分の食器がいっぺんに洗える大容量!


従来のタンク式は2~3人分の食器を洗えるサイズが主流でした。
一人暮らしや少人数の家庭には便利ですが、 4人以上の家族で使うには不便。
しかしこのNP-TSP1は一度に4人分の食器を洗えるサイズ。
人数が多い家庭でもタンク式を選択できるようになりました。
フライパンもまな板も入る広さ
4人分の食器が入るサイズということは庫内が広いということ。
なので従来品では入らなかったフライパンや小ぶりの鍋も入れることができます。
家族でつかう大皿などの大きい食器なども入れることができるので、大きいことはそれだけでメリットです。
もちろん4人分の食器+フライパンという同時使用はさすがにムリですが、直径26㎝以下のフライパンは取っ手付きでも入れることができます。もちろん雪平鍋のような形状の取っ手付き片手鍋もOK。
調理器具を洗うことのできる卓上食洗機はタンク式でなくても限られてしまうので、フライパンを洗いたいという人にはおススメの機種です。
大容量をポイントにしていますが、一人暮らしの人でも大きくメリットのある商品です。
包丁まな板スペースもあり除菌にも
また、包丁やまな板を入れるスペースもあります。
包丁は取り出すときに危険なため入れることを禁止している機種もありますが、こちらは専用スペース付きで安心。
包丁やまな板は除菌の点でも高温で洗う食洗機で洗いたいものなので、どんどん活用していきたいですね。
ストリーム除菌洗浄で乳幼児のいる家庭にも安心
「ストリーム除菌洗浄」は、手洗いでは難しい約50℃の水温と、約2ⅿまで届く高圧水流により、食器をしっかり洗い上げると同時に除菌します。
食洗機は高温で洗うので、除菌にもなります。
哺乳瓶の除菌洗浄にも便利です。


アメリカは哺乳瓶を食洗機で洗うのが当たり前!
なので除菌するという習慣自体がないそうです。
NP-TSP1は食洗機対応のよだれかけ(ソフトスタイ)を洗浄するためのスタイハンガーもあるので、乳幼児のいる家庭でも活躍します。


もちろんタンク式ならではのメリットも
こちらのNP-TSP1はタンク式の食器洗い乾燥機なので、タンク式ならではの特徴も併せ持ちます。
- 水栓工事が必要ない
- 分岐水栓パーツ代が必要ない
- 設置が簡単で引っ越しが多い方でも安心
- 置く場所も自由 水道から遠いところでもOK
工事が必要なく、置くだけで使用可能。賃貸住宅でも使いやすいですね。
引っ越しが多い方でも安心です。
自分で水栓工事できるという方でも、パーツ代がかからないメリットがあります。
またタンク式ではありますが、分岐水栓を取り付けて使用することもできます(分岐水栓・ホース別売り)。
食器洗い機購入前のポイント・注意点
設置スペースを確認しましょう
NP-TSP1は従来よりスリムとはいっても、やはりキッチンに置くと存在感・圧迫感がでるものです。
似たサイズのダンボール箱などを設置予定の場所に置いてみて、設置イメージを把握しておくとよいでしょう。
もちろんサイズの確認が必要なのは言うまでもありませんが。
またこの機種はスリムな分高さはそれなりになります。
設置場所の上部も十分なスペースがあるか確認しましょう。
ギリギリの場合、置けたけどドアが開かない!なんてことになりかねませんので注意です。
パナソニック公式サイトでは、スマートフォンのカメラを利用して設置シミュレーションができます。
スマホで設置シミュレーション:Panasonicアースの確認
設置についておそらく一番の問題になるのはアース接続です。
キッチンには大抵コンセント付近にアース端子があるものですが、冷蔵庫や電子レンジを置く場所付近にあることが多く、食洗機を置きたい場所からアース線が届かないことがあります。
ですので設置場所によっては延長アース線が別途必要になる場合があります。
別途購入したアース線は金属部分をつなげて延長して、むき出しの部分はビニールテープで被覆すればOKです。
アース線は工具なしでも簡単につないで延長できます。
またアースの端子は複数の家電をつなげても大丈夫です。


キッチンのコンセントにアース線の端子自体がない場合、漏電対策に「ビリビリガード」を使うのも手。
※アースとは仕組みが違うため、完全にアースの代わりになるものではありません。アース端子が自宅にある場合はそちらを優先してください。
NP-TSP1スペック表
購入はネットがおススメ
一人でも持てないことはない重量ですがそれなりのサイズになるので、ネット購入がおススメです。
価格面でも店舗に引けを取らないですね。


フライパンなどの調理器具も入るスリムサイズの食洗機。
食器洗いのめんどくささから解放されます。
手洗いよりも節電・節水にもなりますし、生活に欠かせないものになる日も近いですね。

