キャスター付きテーブルをメタルラックで作るDIY ペンキ金属塗装も
テーブルって動かすとき面倒じゃないですか?
掃除機かける時とか。
引きずるのもカーペットがよれるし、持ち上げるのも重い。
わたくし浅葱はある出来事があって腰を悪くしているので重いモノを動かしたくはないのです。
・・・そんなこんなでテーブルをキャスター付きにしてみました。
- キャスター付きのテーブルが欲しい
- カンタンDIYで自分好みのテーブルを作りたい
メタルラック(スチールラック)でお手軽テーブルDIY
いろいろ考えた挙句メタルラックでテーブルを作ることにしました。
そもそもキャスター付きのテーブルって値が張るんですよね。
キャスター付きで絞るとデザインも限られるし。
それと車もなく、近くにホームセンター等もないので、送料無料で配送してくれる点も重要でした。
メタルラックはいろんな通販サイトや専門店で送料無料で運んでくれます。
メタルラックでテーブルを作るメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
工具なしで組み立てカンタン 高さ調節が容易 カスタマイズも自由 作ってみて不満でも作り変え可能 汚れたり壊れてもパーツごとに交換可能 引っ越し時も分解可能 丈夫でグラつきもない | 単体パーツで購入すると高い インテリアに合わないことがある |
メタルラックのメリットはこんなにたくさんあります。
木材でDIYして、完成品がしっくりこなかったらどうしようもないじゃないですか。
既製品を買っても同じです。
一方メタルラックはつぶしがきくというか、他のに流用できます。
また「高さ調節の自由」は大きいポイント。
腰痛の改善が一番の点なので、人それぞれの高さにあったものを作れるのは重要です。
男性と女性でも体格が違ってきますし、一人暮らしならなおのこと自分にフィットしたものを選びたいですね!
購入が楽なのも利点。
Amazonなど通販が当たり前になった現在でもテーブルの購入は送料負担が大きく、車でホームセンターに行ける環境にないと大きすぎる出費になります。
メタルラックはさまざまな通販サイトで扱っているほか、公式サイトでの発送も可能です。
【DIY】メタルラックテーブル作成
材料選び
天板選び
まずは何といっても「天板」。これを最初に選びます。
メタルラックは多くのメーカーでポールサイズ25mmと19mmの二種類がありますが、使いたいパーツがどちらか専用しかないことがあります。
例えばテーブルに最適な天板は25mmサイズのほうにしか無かったり。
ですのでまずお気に入りの天板の決めてからサイズを後から選びます。
(なおテーブル作成で使用するなら強度的には25mmでも19mmでも問題ありません。)
テーブル天板には木製のフラットな棚板がピッタリですね。
通常の金網棚だとモノを置いたときに不安定になるので天板としては使用できませんね。
シェルフ用シートやカバーを用いてフラットにすることもできますが、最初から木製棚板を用意するほうが見た目が良いのでおすすめです。
コスト的にもちょっとしか変わりません。
すでに家にあるラックをテーブルに作り替えたい場合にも便利かも?
ポールとキャスター選び
そして選ぶ際の一番の重要ポイントは「高さ」。
現在使っているテーブルの高さを測ってみて、適正な長さのポールを注文します。
もちろんキャスターの分高さが変わることを忘れずに。
金属部分の塗装
メタルラック家具は金属むき出し感がインテリアに合わず、人気がないと言われています。
しかしアイアンのテーブル脚自体は人気があり、木製天板との組み合わせは定番。
なのでメタリックシルバーを塗装してしまえば落ち着いたデザインにできるはず。
というわけでメタルラックを塗装します。
塗装には「ペンキ塗装」と「スプレー塗装」があります。
今回は屋外で作業できる場所がないため、ペンキ塗装にすることにしました。
水性ペンキと油性ペンキ
ペンキには大きく分けて「水性ペンキ」と「油性ペンキ」があります。
どちらを使うかというと、個人のDIYで用いる場合には水性ペンキ一択です。
水性ペンキ | 油性ペンキ |
---|---|
水で延ばせる 乾いたら水に溶けない | 延ばすのに専用溶剤が必要 乾いたら水に溶けない |
水性ペンキは乾くと水に溶けません。
水彩絵の具のように乾いてからも濡らすと溶けることがないので、水場での使用も可能です。
基本油性のほうがはがれにくく丈夫なんですが、個人のDIYの範疇では水性でいいと思います。
それに安いですし。100円ショップでも売ってますね。
プライマーは(普通は)必要
プライマーとは塗装剥がれを無くす密着剤です。
金属にペンキを塗ろうとしてもはじかれてしまいます。
それを防止するため塗装前にプライマーを塗っておきましょう。
ただ・・・私はうっかりしてこの工程をすっ飛ばしてしまいました。
厚塗りをしてごまかしましたが果たして・・・?(以下に続く)
塗装してみた(レビュー)
カラーリング
テーブルは部屋の中心にあることが多いため、インテリアとしてカラーリングは重要です。
個人的にグリーン系のカラーが好きなので、木製天板に合うグリーン系として今回はアーミーグリーンのペイントをしました。
今回もアーミーグリーンは緑+茶色+黒のペンキを混ぜ合わせて作りました。
水性ペンキは絵の具のように混ぜて簡単に色をアレンジできます。
自分の欲しい色が無くても作ることが可能。
塗ってみた結果
塗ってみたところ、予想通りペンキがはじかれてしまいました…
古いラックならともかく買ったばかりのものはうまく塗れません。
しかし水少なめの厚塗り&重ね塗りでなんとか塗りました。
メタルラックは細かい溝があるのでただでさえ塗り残しがありがちですが、さらにはじかれて塗れていない部分もあるかもしれません。
組み立てて完成
組み立てはメタルラックなので簡単です。
女性でも数分でできるので何も問題ないでしょう。
そしてこちらが完成品!
正面以外の3方面をサイドバーで補強しています。
棚板が1枚で作るととても不安定ですが、2枚入れると膝が入らずテーブルとして使えないのでサイドバーを利用。
キャスターの転がりはスムーズ。
塗装も近くで見なければ問題無いくらいにはなりました。写真だと塗り残し部分なんてわからないでしょ?
そしてカスタマイズ。まずはリモコン置き場。
そしてティッシュとゴミ箱
メタルラックは拡張性が素晴らしいですね。ダサささえ克服できれば最強です。
高さをPCデスクとそろえたため、サイドデスクとしても使えます。
使いやすく人気のあるL字型のPCデスクのように配置できます。
必要ない場合はすぐ動かせますし、とても便利です!
今回使った材料と金額
合計7,300円でした。
可もなく不可もなくといった金額ですが、キャスター付きのテーブルってあまり売られていないため自分の好みに合うものとなると安く買えないんですよ。
なのでこの金額で満足のいくものが作れたのは良かったかなと。
拡張性も高いので、もしボロボロになっても天板だけ買いなおしたりできるし。
本当に気に入らなくなったら棚に作り替えたりもできるし。
いいところしかありませんね!
メタルラックはどこで買う?
私はオンラインショップ「アイリスプラザ」で購入しました。
送料無料もありAmazonよりも安く買えることもあります。
\3,980円以上から送料無料/
メタルラックはホームセンターが定番ですが、車が無いとなかなか買いに行くのは難しいです。
Amazonや楽天でも送料無料になる商品が多いので、通販を利用するのがベストですね。
ちなみにセット品なら安く買えます。
メタルラックはセット購入が安い傾向にあるので、作りたいものに近いセットを探してからキャスターなどを追加購入するのが賢い購入方法です。
L字デスクとしても併用しています
キャスターで移動が自由なので、今では食事以外のときにはデスクの横に置いてL字デスクみたいな使い方をしています。
特に一人暮らしの間取りはL字デスクを置いただけで部屋が狭くなってしまうので、こうした複数の使い方ができるようにしておくと便利です。
キャスター付きのテーブルが欲しいなら、メタルラックで簡単DIYがおススメですよ。