食洗機で洗えるフライパンはコレ!なぜ普通のフライパンは食器洗い機で洗えないの?
食器洗い機も日々進化をして、フライパンが入るほど広いものも増えてきました。
でも、フライパンのほとんどが食洗機非対応!
食洗機可のフライパン少なすぎ……
そんな中、だんだん食洗機可のフライパンも増えてきました。
食洗機対応のフライパンの紹介と、フライパンを食洗機で洗う際の注意点を解説します。
- 食器洗い乾燥機対応のフライパンの紹介
- どうして食器洗い機で普通のフライパンは洗えないのか
- フライパンを洗うのに最適な食洗機専用洗剤とは
食器洗い乾燥機対応のフライパンを紹介
食洗機で洗浄可能とメーカーが公表しているフライパンは多くありませんが、有名メーカーでも対応商品があります。
サーモス(THERMOS)「デュラブルシリーズ」
ステンレスボトルなどで有名なメーカー「サーモス(THERMOS)」から、食器洗い機にも対応した取っ手のとれるフライパンが発売されています。
なんと食洗機だけじゃなく、IH・ガス対応、オーブンまでOK!
耐摩耗性デュラブルコートで耐久力の高いコーティングをされたフライパンです。
キッチンアイテムで有名な「サーモス」なので、性能も期待できますね。
ティファール(T-fal)「インジニオ・ネオ」
焦げ付きにくいフライパンで有名なティファールからも食洗機OKの商品があります。
こちらもIH・ガス両対応で、取っ手を外せばオーブンも可能。
食洗機が普及している海外のメーカーなので、当然食洗機対応の商品も多いですね。
ガス専用(IH非対応)の製品なら安く買えることもポイント!
食洗機対応フライパンのポイント
取っ手がとれると食器洗い機に入りやすい
取っ手が取り外しできると重ねて収納できるので、スペースを少なくできますね。
買い替えの際も本体だけで済むので安上がりになるメリットも!
取っ手が外せると食器洗い機に入れる際にも便利。
スペースを取らずに他の食器と一緒に洗うことができます。
庫内サイズの広い食洗機も増えていますが、取っ手が取れると小さめの食器洗い機でも洗うことができます。
単身者や小世帯に便利な2~3人用のタンク式食器洗い機でも便利に使うことができるのでおすすめ。
直径24㎝サイズならほとんどのタンク式食洗機に立てて入れることができます。
注意点は“中性洗剤”を使用すること
ただし注意点がひとつ。
必ず「中性洗剤を使用すること」。
後述しますが、洗剤の中にはフライパンのコーティングにダメージを与えるものもあるためです。
食洗機専用洗剤はアルカリ性のものが多いですが、必ず中性のものを利用しましょう。
どうして普通のフライパンは食洗機で洗えないのか
さて、どうしてほとんどのフライパンは食洗機非対応なのか。
それは主に洗剤のせい。
強力な食洗機専用洗剤はフッ素コーティングにダメージを与えてしまうのです。
アルカリ性の洗剤はフッ素コートをはがすほど強力!
食洗機専用洗剤は手荒れなどを気にする必要がないため、アルカリ性の強い洗浄力の成分が使われています。
汚れ落ちは手洗いよりもずっと強いですが、テフロン加工には悪影響です。
研磨剤も悪影響
洗剤には研磨剤の効果がある成分も配合されていることがあります。
例えば成分表に炭酸水素ナトリウム(重曹)が配合されている場合、研磨効果があるので物理的にコーティングを痛めてしまいます。
食洗機専用の中性洗剤はコレ!
食洗機専用洗剤の多くはアルカリ性。
しかし大手メーカーの製品でも中性の食洗機用洗剤が売られています。
中性洗剤はアルカリ性洗剤と比較して
- 洗浄力が抑えめ
- (種類が少ないので)価格が高くなる
といったデメリットも。
しかしギトギト油汚れの食器ならともかく、一般的な汚れなら中性洗剤でも充分!
またフライパンだけ手洗いしなくてはいけない手間を考えると、中性洗剤を使用するほうが便利。
フライパンを食洗機に入れるときだけ中性洗剤を使用するなど使い分けるのもいいかもしれませんね
フライパンも食洗機におまかせ!
- 食洗機OKのフライパンはサーモスやティファールなどのメーカーから発売されています
- 洗う際は中性の食洗機専用洗剤で
食洗機の普及に伴ってフライパンなどの調理器具も食洗機対応が増えてきました。
めんどくさい食器洗いは全て食器洗い機にお任せしてラクしちゃいましょう。