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パラパラ冷凍でくっつかずに保存!固まらずに使いたい分だけ取り出せる方法

よく使う食材は買い置きして冷凍しておくと便利ですね。
でも冷凍すると固まって使う時に不便!
だからと言って一つ一つ小分けにしてラップでくるんで…なんてめんどくさい!
そんな時に役に立つくっつかない冷凍方法“パラパラ冷凍”って知ってますか?
いっぺんに凍らせてもくっつかないから使う時に便利な冷凍法です。
小分けにする必要もなし!
そんなパラパラ冷凍のやり方をまとめてみました。
パラパラ冷凍とは くっついたり固まったりしない冷凍保存

パラパラ冷凍とは、まとめて冷凍状態にしてもくっつかない冷凍の方法です。
取り出して使う時にとても便利!
この方法を使うとわざわざ小分けにして冷凍する必要もなくなります。
ラップでくるんだりといった面倒な方法も一切なし!
スーパーのお買い得デーにまとめて買って冷凍したり、賞味期限も気にせず使う分だけ取り出したりできるようになるので節約にも効果あります。
冷凍してから加熱するとその分光熱費がかかりそうなイメージがありますが、そうともいいきれません。
特に野菜は冷凍すると細胞内の組織が壊れるため、火が通りやすく味も染み込みやすくなります。
短時間で調理できるので光熱費の節約になります。
そんなパラパラ冷凍、意外といろんな食材でできてしまうんです。
使い方をマスターしましょう。
パラパラ冷凍に必要なもの
耐冷のプラスチックケース
まずは冷凍に強いプラスチック等のケースを用意します。
家庭用の冷凍庫は-18℃なので、それ以下の耐冷温度を持つ容器ならOKです。
「ジップロックコンテナ」が定番で使いやすい容器です。

耐冷のチャック袋
冷凍した食材の保存用。
プラケースのまま保管してもいいのですが、使うたびに小さくできる袋タイプのほうが保存スペース的に適しています。
これも耐冷-18℃以下ならOKです。

パラパラ冷凍のやり方
ミックスチーズのパラパラ冷凍

ピザによく使われるシュレッドチーズはそのまま冷凍するとくっついてしまうものの代表格!

しかし冷凍しないとすぐカビが生えてしまいますね
すぐくっついてしまうピザ用のミックスチーズは、まずプラスチックなどの容器に移し替えて冷凍庫へ。
その後1時間ほどしたら容器を取り出し、フタをしたままシェイク!
6((((≧▽≦))))9
パラパラになったら再度冷凍庫へ。これだけでOKです。
一時期SNS上でも有名になった方法です。
大袋入のチーズを買ったら袋の裏におすすめの保存方法が書いてあって
— ユウ (@yu_n0809) January 30, 2019
1.チーズを開封して保存容器に移す
2.冷凍庫に入れて1時間後に容器ごとしっかり振る
3.そのまま冷凍を再開するとパラッパラのままチーズが冷凍できる
試してみたらマジでパラパラで今後これ以外の保存方法は採用できないわ pic.twitter.com/LLDlX5Na7O
ひき肉のパラパラ冷凍

挽き肉はパラパラにすると使いたい分だけ使えて本当に便利です

野菜いためにほんのちょっと加える、なんてこともできますね
挽き肉はピザ用チーズのパラパラ冷凍と似ています。
ただし挽き肉は水分が多いので、シェイクするだけじゃ難しいことも。
途中凍らせた状態で容器をシェイクしてもほぐれない場合は、箸やスプーンなどでほぐしていきます。
ポイントは最初の生の状態からのほぐし方。
潰してしまうとこねこねハンバーグ状態になってしまうので、箸でつぶさないように表面からこそげとるようにぽろぽろと容器に移していきます。
容器にはいっぺんに入れずに、薄く広がるように。お肉が多い場合は何度かに分けていきましょう。
ほどよく薄く平べったく。凍らせやすく砕きやすい形状にできればベストです。
薄い形状のプラスチック容器だとすぐ凍るので便利。
パラパラになった挽き肉はジップロック袋など移しておくと冷凍庫のスペースをとらずに保存できます。
ちなみにパラパラ挽き肉はコープの宅配で注文できる隠れた人気商品だったりします。やはり使いやすくて便利ですね。
鶏肉のパラパラ冷凍

粉をまぶすことでくっつかなくします
小麦粉をまぶす際は、
- ジップロックコンテナに粉と肉を一緒に入れてシェイクする
- 大きめのジップロック(袋)に粉と肉を一緒に入れて空気を膨らませた状態でシェイクする
このどちらかの方法なら手を汚さずに済み、その容器のまま冷凍できます。
鶏の胸肉やモモ肉はかたまりになっているため、そのまま冷凍するとカッチカチ!
包丁で切ることもできず、解凍にも手間がかかります。
鶏肉のパラパラ冷凍には包丁を使うので少し手間ですが、安い時に買いだめして使う時に好きなだけ取り出せるのでとても便利。
また解凍もすぐなので使いやすくなります。
ネギみじん切りのパラパラ冷凍

使うたびにネギを刻まなくてもいいのですごく便利です

この方法はいろんな食材に応用がききます
ネギはみじん切りにした後、キッチンペーパーに平らになるように広げます。
そのままキッチンペーパーごとジップロックに入れてぺたんこにして冷凍庫へ。
ここでも平らの状態にしておくことが成功の秘訣。
キッチンペーパーが水分を吸い取るので、ネギ同士がくっつくのを防ぎます。
薬味に使うときなどに、その都度刻まなくてもすぐ取り出せるのは本当に便利です。
またこの方法はネギ以外にも様々な野菜に使えるテクニックなので、よく使う野菜に試してみるのも面白いですね。
キャベツのパラパラ冷凍

キャベツは本当にラク!

同じく水分の少ない野菜やキノコ類も同じ方法で冷凍できますよ
キャベツはざく切りにすると水分がそれほどでないので、そのまま冷凍可能です。
他の野菜と混ぜてミックス野菜にしても便利かもしれませんね。
切る時にあらかじめ芯をスライスしておくと調理の時に火の通りをムラなくできます。
袋に詰め込み過ぎるとかたまりで冷凍されてしまうので、なるべく薄くして冷凍しましょう。
千切りにするときは水分が出る可能性があるので、ネギみじん切りと同じ方法で冷凍します。
玉ねぎみじん切りのパラパラ冷凍

一旦凍らせてから刻むとくっつきません
玉ねぎを縦にスライスした後は、ほぐしてバラバラにしてからジップロックなどに入れて冷凍します。
その後完全に凍ってから取り出し、凍ったままみじん切りにしていきます。
再度ジップロックに入れて冷凍すれば出来上がりです。

あえてスライスした状態のままで保存して、使う時にみじん切りorスライス状を選べるようにするのもよいかもしれません
冷凍後の保管に便利な方法は?
冷凍庫はすぐにいっぱいになってしまいますね。
冷凍後はプラスチック容器に入れたまま保管するよりも、袋のほうが省スペースで保存できます。
その保存に使う袋、チャック付きのジップロックを使うのが一般的ですが、このような袋用のキャップを使うという方法も。

これは袋をワンタッチのフタつきケースにしてくれるアイテムです。
これなら袋で売られていたものはそのまま袋に戻して保存できますし、賞味期限などの記載も袋に書いてあるので実用的だったりします。
パッケージの見分けもしやすいですしね。
食材によってはこちらのほうがジップロックより便利なケースは多いです。
便利な方を使い分けると調理の際もはかどります。
パラパラ冷凍を上手に活用していきましょう。

