レンジ・食洗機OKの曲げわっぱ弁当箱|デザインと使いやすさ両取りです
根強い人気を誇る「曲げわっぱ」の弁当箱。
秋田をはじめ様々な地域の伝統工芸品であり、抗菌作用や吸湿性など実用面でも高い評価です。
一方で電子レンジも使えず、塗装処理によっては洗剤も使えないなど現代での利便性では低評価。
いいデザインだけどお手入れが難しいかも
しかしなんと、電子レンジ・食器洗い機に対応した曲げわっぱ弁当箱が発売されました。
デザインそのままに利便性が大幅に増えた曲げわっぱ弁当箱の魅力を紹介します。
電子レンジ・食洗機対応の曲げわっぱとは
曲げわっぱ(まげわっぱ)とは、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱のこと。曲物であり、本体とふたで一組になる。主に米びつや、弁当箱として使われる事が多い。
引用元:Wikipedia
伝統工芸品として名高い“曲げわっぱ”。
木材産地を中心として日本各地で作られています。
その美しい見た目だけでなく、木材そのものが持つ抗菌力や吸湿性が実用面でも弁当箱にピッタリ。
しかし電子レンジや食器洗い機が使えず、カビが発生しやすかったりと、扱いが難しい欠点もありました。
メリット | デメリット |
---|---|
工芸的な価値がある 見た目が美しい 天然木の香りが楽しめる 抗菌作用で腐敗を抑制 吸湿性がありご飯が蒸れない 軽くて持ち運びが容易 | 電子レンジ不可 食器洗い機不可 カビが生えやすい (無塗装の場合)油に弱い (無塗装の場合)洗剤が使えない |
今回発売されたSEIDO「モダンわっぱ -en-」はなんと電子レンジ・食洗機両対応。
利便性が大幅に上がっています。
どうして電子レンジ・食洗機OKに?
本来木製品は電子レンジの急激な温度変化に弱く、割れることがあります。
加えて曲げわっぱは漆塗りの製品も多く、高温でひび割れてしまう可能性も。
これが電子レンジや食洗機が使えなかった理由。
しかしこの製品は本来の曲げわっぱのような一枚板ではなく複層成形になっているため熱収縮に強く、接続金具も使っていないので電子レンジOK。
またウレタン等のコーティングでキズ防止も。
レンジ・食洗機OKな曲げわっぱ弁当箱の完成です
モダンわっぱ-en-の特徴
デザインは◎ サイズはやや小さめ
やはり曲げわっぱ人気の一番の理由はそのデザイン。
木目調の美しさが目に留まります。
円い形状は構造的メリットもありますが、何よりコンパクトでカワイイ。
サイズは標準かやや小さめ。
とはいえ深さがあるため、見た目以上には容量があります。
吸湿作用は低め
ウレタン塗装のためか、吸湿性は無塗装や漆塗りのものより低め。
また天然木の香りも薄いようです。
利便性を上げた分のデメリットかもしれませんね。
レンジで温かいランチを
最大のメリットは“職場等のレンジを使ってあたたかいランチが食べられる”ところ。
温かいご飯を食べられるのは大きな幸せですよね
「温かいご飯が食べられる」なんて表現するのはカンタンですが、実際冷たい弁当と温かい弁当では天と地ほどの違いがありますよ。大袈裟でなく。
曲げわっぱでありながら電子レンジ可能であるのは他にはないメリットですね。
食洗機でお手入れ簡単 カビ対策にも
食器洗い機が使えるので、洗うのもとっても便利。
特に弁当箱は油汚れが落ちにくいですが、食洗機はその油汚れこそ得意分野です。
弁当箱は基本毎日使うものだから、洗う手間を簡略化できるのは大きな利点!
曲げわっぱを扱う点で付きまとうカビ問題。
食器洗い機ならカビが死滅する高温で洗浄するうえ、洗浄後の乾燥機能(あるいはすぐに取り出して自然乾燥)で水分が残りにくいので、カビ発生の心配が激減します。
世界一扱いやすい曲げわっぱ弁当箱
お値段はちょっと高め。
曲げわっぱ弁当箱自体が値段ピンキリで価格差がある商品ですが、安いものと比べると1,000~2,000円ほど高いです。
しかしその価格差で電子レンジ・食器洗い機両対応なのは大きなメリット。
未だ根強い人気のある曲げわっぱ弁当箱をお手軽に使ってみませんか?