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浅葱(あさぎ)
ライフソリスト
シンプルで快適なシングルライフを目指して。
おうち大好き北海道在住のインドア人間。
快適な生活に便利なアイテムの紹介や、自由な暮らしのアイデア、生活お役立ち情報などを発信しています。

ジェットウォッシャーの効果!糸ようじやフロスはもういらない?【ドルツEW-DJ72レビュー】

ジェットウォッシャードルツEW-DJ72

本サイトにはプロモーションが含まれています

私は毎日ハミガキの前に糸ようじを使っていました。

そこで試してみたかったジェットウォッシャー。

でもホントに水なんかで食べかすとれるの?

糸ようじのほうが取れるんじゃない?

と思い、長らく躊躇していたんですが・・・

買っちゃいました(*^^)

結論としては、糸ようじとは全くの別物でした。

糸ようじやフロスにも、ジェットウォッシャーにも、それぞれのメリットがあります。

使った感想や、糸ようじとの比較を紹介します。

この記事はこんな人におススメ
  • 実際に使ったジェットウォッシャーの効果・レビューを知りたい
  • フロス・糸ようじとどちらが上か知りたい
目次

ジェットウォッシャーとは

ジェットウォッシャーとは、超音波水流によって歯の間の食べカスや歯垢を取り除くデンタル用品です。

ブラシの届きにくい歯間や歯周ポケットの汚れを洗い流します。

歯ブラシが届いていない場所などの汚れを取るので、ブラッシングでは不十分なところを補うことができます。

浅葱

ブラッシングと別にケアするもので、歯磨きの代わりになるものではありません。ハミガキも必要です。

ジェットウォッシャードルツ EW-DJ72 外観・スペック

一番売れているジェットウォッシャー、パナソニック・ドルツ。

デザインは白。洗面所に自然における色合いです。

上面に電源スイッチと10段階の水圧調節。

ジェットウォッシャードルツ水圧調整スイッチ

水勢は電源を切っても記憶されています。

後ろ半分が水を入れるタンク。半透明で水量が分かります。

ジェットウォッシャードルツタンク

取り外すとこんな感じ。

ジェットウォッシャードルツタンク取り外し

ハンドルは前面に。マグネットで固定されています。

ジェットウォッシャードルツハンドル部

ノズルはこのような着脱式。家族で色分けして使うこともできます。

ジェットウォッシャードルツノズル
カラー識別リングで色分けできます

ホースもループ状に収納されていて、絡まることが無いように工夫されています。

ジェットウォッシャードルツホース

片手で持って、使い終わったら片手で戻すことができて便利ですね。

底面はこのようになっていて、コードを2方向に分けられます。

ジェットウォッシャードルツコード

ドルツジェットウォッシャー4種の比較

ジェットウォッシャードルツはモデルチェンジを重ねています。

もちろん性能は新製品になるほど良く、外観だけでなく水流自体が違います

ちびあさぎ

特にこだわりが無いのなら最新モデルを購入したほうが良さそう

便利なハンディタイプもあります。

洗面所のスペースをとらないので設置しやすいうえ、お風呂でも使える防水性が便利。

ですがタンク容量が少ないので、自分の使用シーンによって選択したいですね。


EW-DJ72
固定式超音波水流
水圧10段階調節
タンク容量600ml
約1分55秒

EW-DJ61
固定式ジェット水流
バブル水流
水圧無段階調節
タンク容量600ml
約1分50秒

EW-DJ52
ハンディタイプ
充電式
超音波水流
水圧5段階調節
タンク容量200ml
約60秒

EW-DJ10
ハンディタイプ
乾電池式
ジェット水流ノーマル
ジェット水流ソフト
タンク容量165ml
約40秒
 

ジェットウォッシャー使用レビュー

さて、さっそく洗面所に持っていったのですが…

いきなり設置場所で問題発生!

設置場所の確保

ジェットウォッシャードルツ置き場所
置けない・・・

賃貸の洗面所によくある据え付けの洗面台。

特に考えずに洗面台に置こうと思っていたのですが、幅も高さもアウトでした。

意外とサイズが大きく、購入前に要調査です。

サイズは幅125㎜×奥行140㎜×高さ200㎜(ノズル含まない)です。

初回使用レビュー

それでは気を取り直してスタートです。

まずはタンクに水を入れ、本体電源を入れます。

そして手元のスイッチを入れると、勢いよく水が噴射!

結構な水流です。

試しにコップの水に噴射してみました。

ジェットウォッシャードルツ超音波水流
噴射後は白く濁っています

水だと冷たい

そしていざ歯に当ててスイッチON!

ギャアァァァァ━━━(|||゚Д゚)━━━ツメターイ!!!!!!

これはぬるま湯でやるべきでした。

そういや普段のうがいも夏以外はぬるま湯でやってるんだし。

知覚過敏ではないのですが、それでも辛いです。

超音波水流は強いが心地よい

勢いのある超音波水流でしたが、歯や歯茎に当たる感覚は想像よりも気持ちよく、マッサージ効果もうなずける感じでした。

“歯茎の引き締め”という購入したときは重要視していなかった効果もしっかりありそうで、いい意味での誤算です。

ただそうなると、こんな気持ちいい水流でホントに食べかすがとれるのかという疑問も湧いてくるもの。

最初ということで10段階中デフォルトの5段階目で使用しましたが、もっと強いほうがいいかなと思って角度を変えた時、

ブッシャーーーー!!!

水流がのどに当たり、盛大にダメージを受けました。

浅葱

そうか、ゼホ、歯に当たるときは感じないけど、ゲホゲホ、結構水勢は強いのかゲホゲホゲホ

のどに当てるとホントに危険です。

食べかすはしっかり取り除ける

実際使うと食べかすと思しきものが出てきました。ちゃんと歯磨きしてるのに……

ちゃんと水流は仕事をしてくれました。メインの効力もばっちりです。

私は普段から糸ようじを使っているので、口から臭い水が出るようなことはなかったんですが、水の力も結構侮れないんだなという印象でした。

フロスなどを普段していない人は、初回使用時に

  • 歯ぐきから血が出て洗面所が殺人現場
  • ドブのようなにおいの液体(通称:ザリガニ)が出た
  • 奥歯から昨晩食べた献立の思い出が出てきた

などのポエムな報告が数多く上がっています。

タンク容量は十分なサイズ

水の量は結構出るので、すぐ口の中が水でいっぱいになります。

何度もスイッチを切って水を吐き出して再度スイッチを入れるの繰り返しです。

口をあけっぱなしにして水をだらだら流しながら使う人もいるようです。
しかしその使い方だと水が飛び散ります。盛大に。

それでも満杯のタンクを使い切ることもなく、十分な容量です。

タンクをいっぱいにしなくても十分な水量になると思いますが、そこは個人差なので使っていくうちに最適な水量が分かってくると思います。

タンクが空になった状態で作動すると機械に負担がかかるようなので、少し多めに入れておきましょう。

歯垢は予想以上に取り除けている

超音波水流だけで歯垢がすべて取れたりはしません。

ブラッシングは必要です。

しかし全く効果がないかと言われればそれも嘘。

ブラシの届かないところに効果があったり、感触が違ったりします。

ノズルは奥歯の奥まで届きますし、ハブラシが届く場所であっても意外と磨き残していたりするので、ジェットウォッシャーの使用はブラッシングだけよりもオーラルケアに効果があります。

表面もツルツルになるのが分かります。

ひと月以上使ってわかったメリットデメリット

ぬるま湯は必須

冷たい水で使うのはとてもつらいです!

最初に出る水は捨てる

ノズルを歯茎に当てたら手元のスイッチオン!・・・の前に、ホース内部に水が残っているので最初に出る水は捨てます。

最初の数秒は出てくる水を捨てて、温かい水が出てきたらノズルを口元に当て再度スイッチONです。

ホースの収納しやすさは疑問点

ぐるぐる巻きのホースはちょうど丸いくぼみに収まるようになっています。

が、そんな上手くはまるの?って思うかもしれません。

実は・・・はまらないときがあります。

使っているうちに伸びたりクセがついたりするんでしょうか。

ジェットウォッシャードルツホースしまえない
ホースはみ出す・・・

片手でしまえると思ったのに、両手でホースを押し込まなくてはならないことが何度かありました。

ただ旧バージョン(EW-DJ71)と比べマグネットの強さなどがこっそり改善されているようなので、ホース収納もこれから改善されるかもしれません。

今後の改良に期待です。

音はうるさい

音は結構うるさいです。

ドライヤーよりもうるさいです。

使用時間はほんの1~2分くらいですが、深夜には使いづらいです。

濡れた手で使うとスイッチが滑る

手元のスライドスイッチは出っ張りが低く、手が水で濡れていると滑って上手く操作できなくなります。

ジェットウォッシャードルツ手元スイッチ

手が濡れやすい環境で使うので、注意が必要です。

使用後のお手入れ

水場で使用するものなので、水気を無くすことが重要です。

タンクは逆さまにして保管が吉

後ですぐ使うからといって水を入れっぱなしにすると、カビなどの原因となります。

うがいコップも逆さまにしてひっかけておくのがいいように、タンクも取り外して逆さまにして乾かすほうがいいでしょう。

これは毎回やるべきです。

取り外して逆さまに置くだけなので、そんなに手間ではないです。

そのせいで、フタは使っていません・・・

ホースの中の水も取り除く

タンクを取り外した後は、再度スイッチを入れてホースの中の水も出してしまいましょう。

そこまで神経質にならなくてもいいような気がしますが、次回使う時にホース内に残った水が最初に出るので、冬場は冷たい水が歯を直撃します。

どうせなら使用直後にホース内の水も出し切ったほうが良いですね。

タンク接続部にも水が残る

タンクと本体の接続部分のくぼみにも水が残ります。

ジェットウォッシャードルツタンク接続部

ここも神経質に毎回掃除する必要はないかもしれませんが、タオルでちょこんと触れるだけで吸水され取り除けます。

気になるならぜひ。

ノズル部分は一番汚れやすい

ノズル部だけは水道水だけでなく自らの唾液も付着するので、きちんとすすいでおきましょう。

ハンドルは立てて収納するので、ハンドルとノズル接続部はいつの間にか汚れていることがあります。

一人で使う場合にも、定期的にノズルを取り外して洗うほうが良いです。

水分があるとカビなどの原因になりますが、唾液で汚れているとぬるぬるになるなどさらに悪質な汚れになります(体験談)。

糸ようじ・フロス・歯間ブラシと比較!ジェットウォッシャーあれば必要ない?

さて本題。

ジェットウォッシャーがあればフロスはいらないのか?

逆にフロスでこまめにケアすればジェットウォッシャーはいらないのか?

答えは・・・両方やるほうがいい!

というのも、ジェットウォッシャーと糸ようじ、フロス、そして歯間ブラシは得意とする場所が違うからです。

「歯の間の食べかすを取り除く」という点では共通していますが、その他の場所、は得意不得意があります。

ざっくり表にしてまとめてみました。

糸ようじ・フロス詰まった食べかすも強力に取り除く
すき間だけでなく、歯と歯の間の食べかすも取り除く
とった直後に再付着することも
歯の治療跡では切れやすい
歯間ブラシすき間のつまりを強力に取り除く歯と歯の間にしか効果なし
ジェットウォッシャー歯と歯茎の間(歯周ポケット)にも効果がある
水流で歯茎ケアにも効果あり
フロスなどより取り除く力が弱い

実際ジェットウォッシャーと糸ようじの両方を使ってみたのですが、ジェットウォッシャー後に糸ようじのパターンとその逆のパターン、どちらも後から使ったほうからも食べかすが出るケースがありました。

ジェットウォッシャーの力だと取り除けないようなしっかり挟まったものはやはり糸ようじなどに頼らないと取り除けません。

また歯と歯の重なり合う部分も苦手です。ここはフロス・糸ようじの独壇場。

一方糸ようじは取り除いたものが歯に付着したままになっていたり、歯周ポケットには無力だったりするので、これだけでも不十分。

両者の併用が望ましいです。

フロスや糸ようじにはないジェットウォッシャーの効果・メリット

歯周ポケットにも対応

歯と歯の間だけじゃない!歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)の汚れも取ることができます。

これはフロスなどでは対処できない部分です。

歯周ポケットは年齢とともに大きくなり口臭や虫歯の原因となるので、重要な部分です。

歯茎に水流があたることによる引き締め効果も期待できます。

矯正器具やブリッジ・インプラント箇所にも

歯列矯正中の人は、器具がある場所はブラシが引っかかったりしてうまくブラッシングできません。

結果磨き残しが出て、新たな虫歯となることも。

そうなるとせっかく高いお金を出して矯正しても無駄になるという最悪の結果に。

器具があるとフロスすら使えないことも多いですが、こうした部分にもジェットウォッシャーなら効果的に作用します。

浅葱

矯正器具を使っている間はハミガキがしづらく、虫歯リスクが跳ね上がります

ちびあさぎ

せっかく高いお金で治療しているのなら、ジェットウォッシャーで虫歯を防いでいきたいですね

再付着が無い

糸ようじやフロスは取れたと思ってもまたくっついてしまうことも多いです。

食べかすがフロスにくっついたまま、また歯の隙間に……

ジェットウォッシャーだと水流で流してしまうので、再付着がほぼありません。

ジェットウォッシャーの評判・口コミ

歯周病を防ぎたい人や口臭が気になる人はもちろん、歯列矯正をしていてブラッシングが十分にできていない人にも効果的な口コミが多くありました。

結果としてジェットウォッシャーはフロスともブラッシングとも違う効果があり、併用することでデンタルケアに有効だと体験できました。

それにこういうアイテムを使うことで日々のハミガキが楽しくなりました。

安い買い物ではありませんが、歯の治療にかかる費用と比べると決して高いとは思えません。

例えばインプラント治療費の相場が20~40万円といわれています。

そうならないためにデンタルケアをしっかりとして、健康な歯を維持していきたいですね。

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