配線スッキリ!ケーブルカバーを賃貸の壁を傷つけずに貼るにはマスキングテープで
配線がごちゃごちゃしてきたない!
テレビなどの配線が見えていると思いのほか見栄えが悪いものです。
掃除の邪魔にもなるし。
小さい子供やペットがいる家庭でもトラブルのもとになりますね。
そんな配線をスッキリする方法の一つが「ケーブルカバー(配線カバー)」を使うこと。
見た目も整いごちゃごちゃ感から解放されます。
でもこれって、壁や床に固定しますよね。
賃貸住宅でも使えるの?壁とか傷まない?
壁が傷まない貼り方、あります。
賃貸住宅でも使えるカーブルカバーの裏技を紹介します。
ケーブルカバー(配線カバー・ケーブルモール)とは
見た目が悪い電化製品の配線、ケーブルカバーを使って見た目をスッキリさせる方法があります。
コンセントからの延長コード類やパソコンのケーブルなど、邪魔な配線をまとめておけます。
高いものではありませんし、何度も使えるので、一般の家庭でも積極的に導入してほしいモノですね。
何度も使えるんだ!
家庭用の配線カバーは両面テープで固定する商品が多いので、はがして何度でも設置できます。
釘やねじ、接着剤で固定するわけではありませんので、引っ越しや模様替え等で配置を変えるのもカンタンです。
意外と盲点かもしれませんが、固定してしまえばそれっきり動かせないと思っている人は結構います。
恥ずかしながら私もそうでした。
模様替えや引っ越しになると大変だと思ってました。
でも大丈夫。両面テープで貼り付けているだけなので、つけ替えも容易です。
賃貸住宅でも使いやすいですね。
賃貸住宅でケーブルカバー(配線カバー、ケーブルモール)を設置する方法
付け替えがカンタンといっても、両面テープで壁とかに貼ったら傷まない?といった疑問は出てきますよね。
両面テープはがした時に壁紙ごと剥がれたりしたら…
そんな時はマスキングテープで対策ができます!
マスキングテープを両面テープの下に貼ることで、粘着力を適度に弱めることができます。
マスキングテープはデザイン性の高いものも多くなりましたが、もともとは塗装の保護などに使われる“一時的に貼っておくため”の養生テープ。
すぐはがせるように粘着力が弱めになっています。
つまり粘着力が弱めになっているので壁に貼っても傷まないようにできてあるんですね。
粘着力が弱いので、これを使えば壁に貼ってもはがれ跡が残りません。
壁面用の“跡が残らない両面テープ”も存在しますが、マスキングテープを使うほうがリーズナブルです。
賃貸でケーブルカバーを設置する手順
ケーブルカバーを設置したい場所にマスキングテープを貼ります。
(壁にダメージが出ないか目立たないところに貼って確かめると安心です)
貼り付けたマスキングテープにケーブルカバーを合わせていきます。
長すぎる場合はカットします。
もともと貼ってある商品もあります
壁に貼ったマスキングテープの上から両面テープでケーブルカバーを貼り付けます。
その後収納するケーブル類を入れていきます。
ケーブルを入れたらフタをしておしまいです
最初に壁にマスキングテープを貼ります。
その上から両面テープで貼り付けることによって、粘着力の弱い両面テープのようにするんですね。
完成ビフォーアフター
すごくスッキリしました!
想像以上にスッキリします。
掃除もやりやすくなりますし。
コンセントの延長コード周りはほこりもたまりやすいので、スッキリさせたいですよね。
インテリアは見た目の影響が大きいので、コードが引っかかるなどの直接の被害がない場合でも配線を隠す効果は予想以上です。
壁や天井へ這わせて目立たなくすることも
パソコンのLANケーブルや、エアコンを自分で設置するときなど、配線を天井や壁に這わせることもできます。
天井や壁に這わせることによって、掃除などで邪魔になることを防ぎます。
大きな家具をずらしたりしなくても設置できるので、こちらのほうが便利なことも。
大工事に見えますが、使った道具はカッターと両面テープ、そしてマスキングテープのみ。
もちろん引っ越し時など撤去するのもカンタンです。
ケーブルカバーのプチ技
切断したいとき
太いものやきれいに切断したい場合は小型ののこぎりなどを使いましょう。
ピッタリの色がない場合もマスキングテープでリメイク
今回は白い壁だったので、白いケーブルカバーを使用しました。
壁や床に近いカラーのカバーを買うことで目立たなくなりますが、ピッタリの色が売っていなかったりお値段が高かったりすることもあります。
そんな時は壁や床の色と近い柄のマスキングテープを上から貼り、リメイクしましょう。
お手軽に目立たなくできます。
「マスキングテープ ブラウン(壁の色)」で検索するとピッタリのカラーが見つかりやすい!
マスキングテープの粘着力って剥がれたりしない?
マスキングテープの粘着力が弱いといっても、面で貼るため荷重をしっかり支えることができます。
細すぎる幅のものを使わず、ケーブルカバーにあった幅のテープを使えば大丈夫。
しかし壁の材質や汚れ、たくさんケーブルを入れる場合は重さによってもはがれやすくなる可能性も。
インテリア用のマスキングテープなら粘着力が少し強めで耐荷重もUPします。
壁に貼ることを前提として作られているので剥がすときも安心ですね。
少し高めですが、ケーブルカバー以外でも賃貸の壁に貼るときに便利なアイテムです。
今回購入したパーツとかかった費用
今回購入したパーツは
- ケーブルカバー(2号※サイズ)1m:198円
- 両面テープ:98円
- マスキングテープ:88円
計384円でした。
※ケーブルカバーのサイズ(太さ)は中に入れるコードの本数や太さで決めましょう。サイズは0号が一番細く、1号、2号と増えるにつれ太くなっていきます。
今回は全てホームセンターで購入。
両面テープとマスキングテープは一つ買えば数十メートルあるので、配線を隠すエリアが長くても大丈夫です。
ちなみに自分はケーブルカバーのような専門的な商品はホームセンターに行けば必ず揃うという思い込みがありましたが、実際のところそうではありませんでした。
ホームセンターの品ぞろえはあてにならない!?
ケーブルカバーは売れ筋商品ではないので、店ごとの品ぞろえや在庫に大きなばらつきがあるのが現状です。
店舗に足を運んでも欲しいサイズが欠品だったり。
素直にネット注文したほうが確実に手に入ります。
ネット注文だと1本だけの購入は送料がもったいないですが、逆にセット買いすると1本当たりの価格はホームセンターで単品購入するよりずっと安くなります。
サイズによっては1本あたり100円以下になるものも!
またセット購入の場合L字アタッチメントなどが付属してお得なものもあります。
特にL字接合ユニットは単品購入するととても割高なのでセット購入がおススメです。
種類も豊富で、“ドーム型で踏みつけてもつぶれにくい”などいろんな形状もあるので、用途によって選んでみましょう。