お風呂のコバエ「チョウバエ」が発生しなくなる1分でできる方法とは?
お風呂に入るといつの間にか小さな羽虫が飛んでたりしませんか?
毎年暖かくなると出現して、とても小さいんだけどうっとおしい!
やっつけてもやっつけてもキリがないのであきらめていつも放置。
ですが、あることをしたらピタッと出現しなくなりました。
そのあることとは…排水口のフタをとるだけ!
たったこれだけで浴室のコバエがいなくなる理由を紹介します。
お風呂にでる「チョウバエ」ってどんな虫?
先ほど「コバエ」と表現しましたが、正式には「チョウバエ」という虫です。
ハエという名前ですが、分類上は蚊に近い虫です。
暖かくなると主に浴室に発生。他にトイレや洗面所に出ることも。
数ミリの大きさで、三角形あるいはハート形に見えるのが特徴です。
石鹸カスや人の皮脂をエサにしていて、排水口などに住み着き繁殖します。
1~2週間で卵から成虫になるため、繁殖時期になると退治しても退治してもキリがありません。
割と弱い生き物なので、水をかけたりシャンプーの泡をつけるだけでも退治できるんですけどね。
でも1匹ずつ倒してもキリがない!
なので発生を抑えるには、まず住みかを無くすことが大事です。
チョウバエの発生を抑えるには虫の住みにくい環境にすること
虫の発生を抑える方法は、
- 侵入を抑える
- 住みつかない環境にする
- 発生したものを退治する
の3点。
でも現実的に「侵入を抑える」のは難しく、また「発生したものを退治する」のはキリがありませんね。
なので大切なのは「住みつかない環境にする」ことです。
つまり、虫の好むモノをなくすことです。
排水溝のフタをとることで虫の住みかを無くす
チョウバエは主に排水口に住みつきます。
ここは入浴後の使っていない時でもジメジメしていて、虫が好む環境そのもの!
また石鹸カスや皮脂といったエサが絶えず流れてくるので、住みかとしては絶好の場所なんです。
他にも換気扇の裏など隠れるところはありますが、排水口を常に清潔にしておけば、虫の発生のほとんどを抑えることができます。
…でも言うだけなら簡単ですが、いつも清潔にするってとても大変。
なので、まずは手始めに虫の住みつきやすい状況を無くすことをしましょう。
それこそが「排水口のフタをとること」なんです!
これを外しただけ?
これを外しただけ?
外しただけ!
- 虫が好む環境を無くす
- 虫が隠れる場所を無くす
- 汚れてもすぐわかるようになる
虫が好む環境を無くす
バスルーム内も常にジメジメしているわけではなく、きちんと換気扇を使っていれば風通しもよくなります。
でも排水口にフタがあるといつまでも水が溜まっていて、そこが虫の繁殖に最適な環境になってしまいます。
でもフタをとるだけで風通しも良くなります。
乾燥しやすくなり、幼虫の生育しにくい環境になることで繁殖を抑制します。
カビなどの発生を抑える効果もありますね。
虫が隠れる場所を無くす
虫は人目につくところに卵を産んだりしません。
ですので、フタをとって隠れる場所をなくすことは産卵・繁殖する巣をなくすことにつながります。
チョウバエの繁殖サイクルは20~30日ほどと短いので、発生を抑えることができれば自然といなくなります。
汚れがすぐわかるようになる
お風呂の排水口、どれくらいの間隔で掃除していますか?
浴室の汚れ=虫のエサです。
チョウバエは早ければ2週間ほどで卵から幼虫→さなぎ→成虫になるので、ちょっと掃除をさぼっただけですぐに発生してしまいます。
でもこまめに掃除をするのは大変!
そこでフタを無くしていると、汚れたらすぐに気づくので、本格的に汚れる前にすぐキレイにすることができます。
ちょっと髪の毛が溜まっているくらいなら入浴中に指でつまんで取るだけですし、わざわざお風呂掃除しなくても清潔を保てるようになります。
チョウバエはフケツのサイン!見えないところもきれいにしよう
フタをとるだけで、こんなにカンタンにチョウバエの発生が抑えられます。
本当に見なくなりますよ。
殺虫剤を使って撃退しても繁殖サイクルが早いのですぐに大発生してしまいます。
発生の原因を遮断してしまうのが大切です。
もちろんフタをとった後の排水口は最低限見えるところだけでもきれいにしておきましょうね。
フタをとるというのは最初は抵抗があるかもしれません。
今まで隠していた場所が見えてしまうというのは、意外と精神的な抵抗が出てしまうんですよね。
でもフタが無いほうが常に清潔でいられます。
要は慣れですので、まずはひと月はずしてみて下さい。
こまめにきれいにする習慣も生まれてメリットだらけですよ。
チョウバエ自体は人に害を及ぼす虫ではありません。
ですが、チョウバエが発生するということはバスルームが汚い証拠です。
速やかに対処して、常にきれいな浴室をキープしましょう。