本物のハチミツを買うには?偽物を避ける意外な方法は○○を使うこと
おいしくて安全なハチミツを食べたい!
そう思っても、ハチミツは偽物が出回っていることもあり、本物かどうか見分けがつきません。
ニセモノといってもいろいろありますが、中には健康を害するものが含まれる危険性もあるので注意したいところ。
そこで、安全な国産のハチミツを手に入れる方法を考えてみました。
- ニセモノのはちみつを避けたい
- 安全な国産のはちみつを手に入る方法を知りたい
ハチミツの本物とニセモノの違い
そもそも“本物”とはどういうものでしょうか?
はちみつの種類
ハチミツと一口にいっても、
- 純粋はちみつ
- 加糖はちみつ
- 精製はちみつ
に分けられます。
純粋はちみつ
ミツバチが花から採取して集めた、混ぜ物をしていないはちみつです
特に非加熱の純粋はちみつは「生はちみつ」と呼ばれます。
加熱処理されると香りや栄養素が失われてしまいます。
加糖はちみつ
他の糖類を混ぜたはちみつです
いわゆる“混ぜ物”。
はちみつが60%以上で「はちみつ類」、それ以外は「はちみつ加工食品」となります。
精製はちみつ
はちみつを加熱して水分を飛ばしたものです
“精製”って聞くと良いイメージがありますが、実際は香りや栄養成分までいろんなものが失われたハチミツです。
ハチミツからつくられた加工用の材料という位置づけで、はちみつ入りの商品を作る際に品質を安定させるために使います。
本物のはちみつとは?
一般的にイメージされる「本物のはちみつ」とは、非加熱の純粋はちみつ、つまり生はちみつとなります。
はちみつを使うさまざまな食品を作る際に加工が必須になることも多い(品質を一定にするため)ので、生はちみつ以外がニセモノ・悪というわけではありません。
ただし加糖はちみつや精製はちみつをまるで純粋はちみつのように販売していたら、それは食品偽装です。
問題は、日本の法律では「生はちみつ」も「加熱処理されている純粋はちみつ」も同じ表記で売られていること。
“生はちみつ”という表記で売られていないので、ラベルを見ても見分けがつきません。
ハチミツを見分けるのは難しい
はちみつを見分ける方法はいろいろあります。
ですが、買う前のはちみつに対して判別するのは素人には困難です。
原材料名から推測できることもありますが、判別しづらいです。
それに、中身やラベルを偽装されていてはお手上げですね。
はちみつは判別しづらいからこそ、食品偽装も多い食材です。
世界的にはオリーブオイルやメープルシロップと並んでトップクラスの偽装件数です。
買ってみて、ニセモノだった…
買ってみて、またダメだった…
なんてお金がもったいないです。
ですのでやはり私たちができる一番の対策は、「ニセモノを見分ける方法」ではなく、「本物を売っているところから買う」ことです。
本物のはちみつを買う方法
ニセモノをつかまされないようにするには、生産者と消費者の間に他の業者を挟まないことが一番です。
- 養蜂場から直接買う
- 道の駅などの地場産品を扱うところで買う
などの方法ならニセモノをつかむ可能性も低くなります。
生産者の顔が見えるものを買うというのも大切。
ネットで購入する際でも、ネットスーパーなどの小売店ではなく、きちんと生産者が分かるようになっているところだと安心感が増します。
きちんとした所では産地や採取方法、加熱の有無も説明がありますので、そういった点を確認するのもコツ。
スーパーで買うよりも信頼のおけるサイトから購入するほうが安全度が高いというのもポイント。
ふるさと納税という方法も
ふるさと納税の返礼品を狙うのも手。
ふるさと納税の返礼品は地域の特産品が中心なので、間に他の業者を挟むことなく手元に届けられます。
地元のはちみつを返礼品としている自治体も多いので、種類も豊富です。
もちろん絶対に偽装が無いという保証はありませんが、小売店を挟んで購入するより格段にリスクが下がります。