【成分献血】予約や準備するもの・手順や注意点を紹介
成分献血は体への負担が軽いのがポイント!
成分献血って知っていますか?
普通の献血(全血献血)よりちょっと時間がかかるんですけど、体への負担が軽いんです。
実際に献血した流れを記してみました。
成分献血とは 仕組みは?デメリットはある?
成分献血には血小板成分献血と血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。
ですから成分採血は身体への負担も軽く、多くの血漿や血小板を献血していただける特長があります。
出典元:日本赤十字社
成分献血は採血した血液を分離して特定の成分だけを取り出し、またすぐに体内に戻します。
そのため体へかかる負担が軽く、献血直後に起こりやすい立ちくらみなどの症状が起こりにくいです。
また、次回の採血までの期間が短いのも特徴です。
ただ採血してから戻すというサイクルがあるため、普通の献血よりも時間がかかるというデメリットがあります。
最低でも1時間半くらいは見ておいたほうがいいと思います。
成分献血に必要なものは?予約や準備など
成分献血は時間がかかるため、混雑状況により予約せずに行ってもお断りされることがあります。
確実に成分献血をしたいなら電話・ネットでの予約をお勧めします。
他にもお断りされるケースとして、献血が初めての場合や、前日に脂っこい食事をとって血液の成分に影響がある場合などはダメみたいですね。
私は当日朝からカツ定食でしたが大丈夫でした。
脂っこい食事の限度ってどれくらいなんでしょうね。
成分献血の流れ(レビュー)
というわけでここからは行ってきたレビューを書きます。
献血なう。
札幌大通の献血ルームって立地いいのにいつも空いてるから待ち時間ゼロでオススメ。
他のルームはパンとかアイスとか貰えるみたいだけど、時間のロスがないってのも大きなメリットだと思うよ。
乃木坂のキャンペーン品もらって帰ります。
(そういや○○なうって今日び聞かねえな。)
— 浅葱@不労所得でアーリーリタイア (@asagimattari) 2019年6月19日
行ったところは大通献血ルーム(札幌市)です。
ビルの11階にあり、景色もいいです。
といっても成分献血目的で行ったわけでなく、受付にて
「もしお時間があれば成分献血のほうをお願いしてよろしいでしょうか?」
と言われたため、やってみたというのが実際のところでした。
時間がかかるので、逆に採血室が空いているときは成分献血のほうを促されるんですね。
成分献血の手順
手順は普通の献血と全く変わりません。
- step1健康状態などの回答
- step2問診
- step3検査採血
- step4本採血
採血までの流れは普通の全献血と何ら変わりません。
あえて言えば、「拘束時間が長いのでトイレ大丈夫ですか?」と聞かれるくらいでしょうか。
採血時の様子
まず腕を温めます。自分の時は食堂で出るような温かいおしぼりをずっと握っていました。
場合によっては毛布も掛けられます。
そして問診時に受けた血圧検査を再度行いました。血圧計もずっと装着したままです。
それと水分補給のために紙パックジュースと、携帯食をもらいました。
(食事時間が5時間前だったからでしょう。おなか減っていなかったんですが、多分血糖値などの問題なんでしょね。その場でいただきました。)
そして準備ができたらいよいよ針を刺します。
Σ(>д<) イテッ!!
針には2つのパイプがつながっていて、分離器につながっています。
血液が体内に戻るときは血圧計などの感触で分かります。
ドクドクドクっと脈打っている感覚がしますね。
採血→戻すというサイクルを複数回自動で行います。
(回数は体重によって変わるそうです。)
そしてそのまま放置!
職員の方もたまに巡回するだけで基本的に1時間以上一人です。
まあTVもありますし(自分の言ったところはスカパーも見れました)、スマホもいじり放題ですので退屈はしません。
ただ退屈はしませんが、ラスト付近は疲れてきますね。
別に痛くはないんですが、だんだん採血している側の腕も違和感を感じるようになってきます。
ここの感じ方は人によると思うので、一回経験してみて全血献血か成分献血のどちらを今後選ぶか好みでいいと思います。
そして機械が停止したら終了です。
写真を撮り忘れましたが、採血した血液パックを見せてもらいました。
「脂っこい食事した人はこれが白く濁っていちごミルクみたいになるのよ~」なんて笑いながら看護師さんが教えてくれましたが、もうわりといちごミルクでした。
かつやの朝カツ定食はギリギリだったか・・・?
ともかく(^ー^)お疲れ様でしたぁ~♪
採血後
採血後も普通の献血と変わりありません。
飲み放題のジュースでも飲んでくつろぎましょう(笑)
成分献血は全血献血よりも貧血を起こしにくいとはいえ、水分補給はしっかりしましょう。
そして粗品をもらっておしまいです。
帰ってから開けてみると、粗品というにはもったいないほどの物が入っていました。
今の献血はこんなものが貰えるようです。
みんな献血行こう!
特に平日の札幌は待ち時間0だ!
これから早速これを使ってお酒呑みたいと思います。 https://t.co/KNTKWF9MQy pic.twitter.com/8rMMS6h4Bx
— 浅葱@リタイア目指すインドア人間 (@asagimattari) November 5, 2019
後日知ったのですが、回数を重ねることでもらえるお礼品でした。
逆に言えば複数回行けば誰でももらえるということでもありますね。
まとめ 成分献血のメリット
まぁ成分献血のデメリットは採血時間くらいです。
あとは体の負担が軽いなどメリットしかありません。
血液は常に不足していて、全血献血も成分献血もどちらも必要とされています。
成分献血をしたことの無い方は一度経験してみてもいいんじゃないでしょうか。
献血は人のためになるばかりでなく、血液成分のデータが送られてくるので健康チェックもできます。
勤務先に健康診断が無いような職種の方は無料の血液検査みたいな使い方もできますね。
病院で血液検査を含む健康診断をするとそこそこのお金がかかりますし、献血は気軽に行ける無料の健康チェックになります。
今は自宅で健康診断できる検査キットもありますので、時間が無いとかわざわざ病院まで行くのが手間だという場合はこちらを利用しましょう。
また献血ルームには単純にジュース飲み放題を目的としていってもいいと思いますよ。
それで人助けになるっていい気分じゃないですか。
(*^^)
浅葱も街なかにある献血ルームを、買い物疲れの休憩所として使うことがよくあります。喫茶店だと有料、献血だと無料!
献血に普段行かない方も気軽に利用してみてはいかがですか?